気になる【核酸】って何(・・?
Date: August 8, 2025
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八月に入り。。。今までよりも強烈な暑さになり皆様大丈夫ですか❔
猛暑に負けず生きることを目指して((笑))、サプリメント管理士を持っている私としては
沢山あるサプリメント中で最近【核酸】気になったので、調べてみました。
核酸とは その効果と副作用
核酸(Nucleic Acid)とは、デオキシリボ核酸(DNA)とリボ核酸(RNA)という二つの異なる種類の生体分子をさします。具体的には、細胞内に存在し、遺伝情報を保存する「DNA」と、タンパク質の合成を指示する「RNA」とに分けられます。 これらの働きによって、生物の成長が促進され、免疫システムの強化にも繋がります。一方で、核酸は食事から摂取する事も可能です。しかし、直接体内に存在するDNAやRNAにそのまま変換されるわけではありません。他の栄養素と同じく、体内で分解され、細胞の成長や修復に必要な成分として使用されます。
体内に存在する核酸と食事から得られる核酸は異なる形で作用し、その効果や役割には明確な違いがあります。
DNAとRNAの違いについて
核酸(DNA、RNA)とは、ヌクレオチドと呼ばれる「塩基+糖+リン酸」で構成された有機化合物が直鎖状に集まって作られた2種類の高分子物質です。
※ヌクレオチドは核酸(DNAやRNA)を形成する基本的な構成単位です。
そして、DNAが二重らせん構造なのに対し、RNAは一本鎖である事が特徴です。
DNA(デオキシリボ核酸)
二本の線がねじれた「二重らせん構造」を取り、親から子へと受け継がれる遺伝情報を保持。 私たちの体はこの遺伝情報をもとにして造られ、生命の存続に重要な役割を果たします。
RNA(リボ核酸)
DNAが二重らせん構造を取るのに対し、RNAのほとんどが「一本鎖」の状態で存在。
細胞内では、DNAが持つ遺伝情報をメッセンジャーRNA(mRNA)が写し取り(転写)、そのコピー情報を読み取ってタンパク質を合成する作業(翻訳)が行われています。
他にも、タンパク質の材料となるアミノ酸を運ぶトランスファーRNA(tRNA)や、リボソーム(タンパク質を作る場所)の構造成分であるリボソームRNA(rRNA)など、構造や働きの異なるさまざまな種類のRNAが存在します。
この働きを簡単に例えるなら、DNAを料理の「レシピ本」とするならば、RNAはレシピ本の通りに料理する「料理人」のような存在です。
※一般に、イースト(酵母菌)のような急速に成長する単細胞生物や、代謝活動が活発な組織、例えば肝臓では、DNAとRNAの両方が豊富に含まれています。
核酸・ヌクレオチドの効果
核酸(DNA、RNA)を構成する「ヌクレオチド」は体内で合成されるため、通常であれば不足することはありません。
しかし、怪我をした時や免疫系に問題が生じた時など、外因性(食事等から摂る)ヌクレオチドが重要な役割を果たすことが研究により明らかになりつつあります。
例えば、免疫に関与する組織細胞はヌクレオチドを自己合成できません。 食事から摂取したヌクレオチドは
免疫力を強化し、感染症や合併症の発生率を低下させます。また、非タンパク質窒素であるヌクレオチドはヒトや動物の成長を促進します。
母乳に多く含まれる成分であるため、乳児の必須栄養素に準じたものとも考えられています。
他にも腸や肝機能の維持、記憶力の向上、激しい運動後の早期回復など、期待される効果はさまざま。今後の研究に高い関心が寄せられています。
ヌクレオチドの産生
ヌクレオチドとは、DNAやRNAを構成する材料となるものであり、遺伝情報の保持や利用に関わる重要な物質です。
私たち真核生物の細胞内では、ヌクレオチドを作り出し、維持するために二つの方法を使っています。
それが、「de novo(デノボ)合成経路」と「サルベージ経路」です。ヌクレオチドの不均衡は、さまざまな神経変性疾患につながる可能性があるため、核酸を構成する上で、特に重要な仕組みとなります。
※真核生物とは、細胞の構造が複雑な生物の一群を指します。これらの生物の特徴は、細胞内に「核」と呼ばれる区画があり、その中にDNA(遺伝情報を持つ物質)が含まれている点です。人間、動物、植物、キノコなどは全て真核生物です。これに対し、細菌や古細菌のように核を持たない生物を原核生物と呼びます。●デノボ合成とは、主に肝臓でアミノ酸などを材料としてヌクレオチドを生合成すること。
デノボ(de novo)合成の 「デノボ」はラテン語で「新しく」を意味します。この方法では、細胞は他の基本的な成分から新しくヌクレオチドを作り出します。例えば、急速に成長する乳幼児や妊娠中の女性では、新しい細胞を作るためにデノボ合成経路がより活発になる可能性があります。
●サルベージ経路とは、ヌクレオシドや塩基を再利用してヌクレオチドを再合成すること。
この方法は、すでに使われたヌクレオチドやその部品を再利用して新しいヌクレオチドを作る方法です。例えば、古いDNAやRNAが分解された時に出るパーツを集めて、新しいヌクレオチドに組み立て直すようなものです。この方法はエネルギーの節約になるため、栄養が少ない時 や細胞がエネルギーを節約したい時に重要視されます。
これらのメカニズムは、神経細胞において特に重要な事柄になります。
核酸を含む食品と効果
成人における1日あたりの核酸の必要量が、約1.5~2g程度と推察されている中で、一日の食事から摂取する核酸量は、日本人が約500~900mg、アメリカ人は約1,000~2,000mgとされています。
さまざまな食品に含まれる核酸は、一般的にプリン体当量として表されます。
例えば、鶏・豚・牛レバーなどの内臓肉や、サバ・イワシなどの青魚にはプリン体が多く含まれ(150~800mg/100g)、魚介類や豆類、きのこ類には中程度(50~150mg/100g)、野菜、チーズ、ジャガイモ、卵、果物、穀類、牛乳はプリン体の含有量が非常に少ないです(0~20mg/100g)。
核酸が配合されたサプリメントなどもありますが、DNAやRNAの構成成分であるヌクレオチドやヌクレオシドが含まれます。これらは、免疫システム、エネルギー生成、老化防止、細胞の修復、腸内環境の改善などが期待されています。